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  4. 9月2日、竜巻が襲った埼玉県越谷市へ。
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こんにちは! 防災ママ.comの防災士、渡辺です。

去る9月2日午後2時すぎ、F2クラス(約7秒間の平均風速50〜69メートル)の竜巻が襲った埼玉県越谷市。どの程度の被害があったのか、実際に被災地へ行ってきました。“百聞は一見に如かず”とは、まさにこのこと。竜巻が襲った翌日の被災現場をご覧ください。

越谷市第二給食センター

越谷市第二給食センター

最初に訪れたのは越谷市第二給食センター。ほとんどの窓ガラスが割れ、室内に強風が吹き荒れました。調理器具などが散乱し、すぐには復旧が難しい状態でした。

竜巻が通った道筋を示すかのように、一様に屋根や瓦が吹き飛ばされた住宅郡

竜巻が通った道筋を示すかのように、一様に屋根や瓦が吹き飛ばされた住宅郡

竜巻によって稲田へ飛ばされたプレハブ倉庫

竜巻によって稲田へ飛ばされたプレハブ倉庫

幼稚園の送迎用バス

幼稚園の送迎用バス

これと同型のバスが、飛来した資材によって天井から窓の半分あたりまで潰されてしまったそう。幼児が乗ってなかったのが不幸中の幸いです。

ガラス片や瓦

ガラス片や瓦

竜巻によって巻き上げられたガラス片や瓦などがそこら中に落ちていました。これが人に当たったらと考えると背筋が凍ります。

また、竜巻によって巻き上げられた建物の破片などが家の外壁やトラックの荷台を突き破っていることも。砲弾のように飛んでくる飛来物のおそろしさを感じる光景です。

こんなに大きな工業部品も竜巻で飛ばされていました。持つと数十kgはありそうです。これを空高く巻き上げる竜巻のパワーに改めて驚かされます。

根元から折れた電柱

根元から折れた電柱

電線の断線などが相次ぎ、埼玉県では約27500件の停電が起きました。

竜巻が直撃した住宅

竜巻が直撃した住宅

家の前に竜巻でダメになった家財道具が運び出され、がらんどう状態。

見ての通り、自動車もボロボロに…。後部座席のへこんだドアが竜巻の凄まじいパワーを物語っています。

これなんだと思います?

実はここ剣道場があった場所なんです。写真右凸凹は剣道場の基礎部分。では、剣道場はどこへ…。

なんと剣道場は、稲田を挟んで隣接する住宅にまで竜巻で飛ばされていました。

剣道場は見る影もありません…。

上の写真の裏手がこちら。剣道場に押しやられ、道へせり出すように住宅が飛び出していました。

被災住民のためにと無料の炊き出しコーヒーもありました。

他にもボランティアの方が大勢来ており、倒壊した家屋や飛来物の撤去作業などに従事されていました。

今回の取材で感じたコトは、頑丈に思えた車や家の中が予想以上に危険だと言うこと。 まるで巨人にモノを投げつけられたように小さなモノは瓦やガラス片、大きなモノは建材から家まで高速に横から投げつけられた様は、例え鉄筋コンクリートの建物でも窓を突き破り室内も危険に思えたほどでした。

幼稚園を出たお母さんが、竜巻を見てすぐに園に引き返し、30秒前に避難出来たお話を聞いて一分一秒を争う行動が大事なのと竜巻を見たくて遠目で見ていたら、飛来物が飛んできた言う事なので距離は安心できないと感じました。

また場所によっては同じエリアに複数出来る多重竜巻ケースもあるで見えてる範囲が危険と思わず、自分の居る場所が発生地点になりえるとも考えてください。

風が急に強くなる、空が急に暗くなる、耳慣れない音がする、普段はしない異臭がする 急激に冷たい風、雹が降り始めたら、竜巻の原因となるスーパーセルが発生しやすので、

1 すぐになるべく頑丈な建物に避難(車やプレハブはNG)

2 二階より一階、地下があれば最も安全

3 雨戸、カーテンは遮蔽効果があるので、余裕があれば閉める

4 何もない場合は、バスタブの中やトイレなど横から四方が守られやすい場所へ

5 外で遭遇した場合は道路脇の側溝などに風上に足を向け体を伏せて寝かせ頭と首筋を守る 橋の下や建造物の庇の下、電柱のそばは危ないので注意する。

この5つのことをお子さんにわかりやすく説明して欲しいです。

近年、アメリカの自然災害と思っていたトルネードが竜巻として日本にも多く見られるようになりました。 特に平野部は人の多く住む都市部、住宅街に重なり学校や幼稚園なども多いので一層の注意が必要です。

国内では沖縄に次ぐ二番目に発生が多いのが関東圏で寒い時期でも竜巻は起きています。住んでる所はもちろん、行楽や出張、遠足などのタイミングで遭遇してもおかしくないので、これからの日本の災害として用心してもらえればと思います。

 

最近の国内被害 ウィキペディアから http://ja.wikipedia.org/wiki/竜巻災害の一覧#.E6.97.A5.E6.9C.AC