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  4. 火山噴火に備える。前編。
防災ノウハウ
Isländischer Vulkand Eyjafjallajökull

9月27日11時52分に発生した御嶽山噴火。いま現在も活発的な噴火活動が続き、多くの犠牲者も出ています。
大規模な噴火の前は3段階ある危険度のうち、もっとも低いレベル1でしたが、結果的には何の警報も出ず、休日のお昼どきという最悪なタイミングで被害が出てしまいました。
地震と同じで予測が難しいとされる災害のひとつ、火山噴火。
今回は前編と後編の2部構成で火山噴火への対策方法を紹介します。
 
まず、火山噴火とはどのようなものなのでしょう。 大きく分けるとマグマが直接噴出されるマグマ噴火と、地下水がマグマによって熱せられて起きる水蒸気噴火の2種類あります。マグマ噴火より水蒸気爆発の方が難しいと言われ、今回の御嶽山の噴火は水蒸気噴火と推測されています。 噴火の仕方にも種類があり、同じ活火山でも過去の噴火とは違うパターンで噴火をおこすこともあります。
 
噴火の規模によりますが、 噴火口付近では、火砕流が最も脅威となります。高温の火山性ガスと火山灰が時速100〜150kmで襲ってくるのです。 いざ噴火が目の前で起きた時は、見極めは難しいですが、麓へ向かって逃げるよりも横方向にかわす事を考えること。また、山頂付近では避難する場所によって助かる確立が大きく変わります。登山中には“もし噴火したら…”という意識で、避難できる場所を見つけておくことも大切です。
 
上空から落下する噴石はもちろん、高温のガスなどによるノドの火傷気道熱傷や失明にも注意が必要です。 噴石を避ける事は無理ですが、放射状に落下してくるので、斜面を盾にし、頭部をリュックサックや衣類でガードして噴石の衝突に備えましょう。
また直接目や喉を衣類などで覆い、高温のガスや火山灰にも備えること。くぼみなど活かし、地面に小さな空間を作ってリスクを減らすことも有力です。
 
今回の御嶽山の噴火では、山頂付近で被害に遭った家族は山小屋まで間に合わないと判断し、登山中に見かけた小さな岩の隙間に逃げ込み助かりました。
また、一度は山小屋に避難した高校生が、近くで倒れた小学生を助けに戻り、一緒に救助にあたった男性ともども3人が亡くなってしまう痛ましいケースもありました。
3.11の東日本大震災の時もそうですが、助かるはずの命が、助けようとして失われてしまう二次被害が多々あります。
良心だけで行動するのではなく、自分の命の安全を確保した上で救助にあたる救助トリアージ(助ける優先順位)が大切です。
 
火山噴火から身を守るために、まずは自宅や職場などの近くに活火山がないか確認しておきましょう。全国の活火山情報は以下リンクから確認できます。
日本活火山総覧(第4版) http://goo.gl/zbWuD1
 
火山噴火が引き起こす最大の『広域』被害は火山灰です。火山から100km離れていたとしても、火山灰の被害が及びます。後編では、この火山灰から身を守る方法をご紹介します!